里の駅 双葉の里

 

相撲界で不滅の69連勝という大記録を打ちたてた、第35代横綱「双葉山」の故郷である天津地区に、平成11年、観光交流施設「双葉の里」がオープンしました。

資料展示室では愛用の化粧まわしなど約80点の貴重な資料を展示しており、資料館のすぐ側には木造茅葺屋根で復元された双葉山の生家が併設されています。また、双葉山のほか、歴代横綱の手形が館内に展示され、「超六十連勝力士碑」には、谷風、双葉山、白鳳の手形が刻まれています。

相撲大会

相撲甚句(双葉山を偲んで)

 

「双葉山」の故郷である天津では、子どもたちにも相撲は身近な存在として親しまれており毎年子ども相撲大会が開催されています。相撲甚句は、大相撲の巡業などで披露されますが、ここ天津では、新貝武夫さん作詞、横川繫夫さん唄による”天津相撲甚句”が地元小学生によって受け継がれています。

艦爆標的

 

 天津海岸から約1.2km沖合に、宇佐海軍航空隊が爆撃訓練を行った標的があります。宇佐海軍航空隊に関する遺構の一つで、6本の柱が直径100mの円形に並んでおり、その中心にある直径10mの大きな標的が艦爆標的です。

現在は、6本の柱の内3本は劣化により倒れており、貴重な戦争遺構の保存が望まれています。

 

ひょっとこ踊り

 

元祖は日向市ですが、天津地区でも「ひょっとこ踊り愛好会」を結成し、各種イベントで五穀豊穣・商売繁盛・家内安全・子授かり祈願の踊りとして、 踊り継がれています。

「ひょっとこ」「おかめ」「きつね」それぞれのお面をつけ、赤い着物に白い帯、豆絞りの手ぬぐいを被り、愉快な踊りを踊って皆の笑いを誘う楽しい踊りです。

どんど焼き

 

お正月にしめ縄や門松でお迎えした歳神様をお送りする行事です。かつては鎮疫祭前日の宵祭にて、神社の境内で焚かれる忌火に古い神符類を焚き上げて厄疫退散を祈っていました。その忌火を持ち帰り各集落で「どんど焼き」を行っていたものが、現在も恒例行事として続いており、天津校区でも自治区で1~2月にかけて行われています。